パーペチュアル・トラベラー(Perpetual Traveler)とは、「永遠の旅行者」を意味し、各国で、非居住者とみなされる滞在期間の間だけ滞在し、税金を国家へ合法的に払わない、もしくは納税する税金を最小にするライフスタイルのことである。

この「永遠の旅行者」という税金を払わないライフスタイルは、特に欧州人の場合、かなり実践している富裕層が存在していると言われています。
米国人の場合は、「永遠の旅行者」であっても、納税義務が発生する厳しい租税制度があるため、実践している人はあまりいないようです。

例えば、租税回避地であるバハマ船籍の豪華客船のオフィス付き客室を一戸3億~20億円位で分譲し、その船に“住み”、世界中を旅しながら生活をしている、不動産業を営んでいる夫婦のライフスタイルを取材したものがありました。この夫婦は、数億円の部屋を購入し、不動産業からの収益も相当なものが上がっているようでしたが、定住地がバハマ船籍の豪華客船のため、納税義務が一切発生しない。